住 太陽さんの「Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル」に参加しました

住 太陽さん(写真はWCAN主催applepleより転載)

住 太陽さん(写真はWCAN主催applepleより転載)

2013年5月25日、名古屋商科大 大学院 伏見キャンパスでWCAN mini SEO Vol.1として、住 太陽さんによる「Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル」が行われました。
このセミナーはamplifizr, Vol. 5として行われたものが反響を呼び、全国でアップデート再演されているものです。


セミナー概要


岡山で「amplifizr, Vol. 5」として開催され、全国的に大反響を巻き起こしたセミナーをアップデートしてお送りする再演版です。ウェブ制作者がクライアントから求められることは何か、ということを中心に、知るべきこと、やるべきことを考えていきます。

効果的に機能するSEOのプラクティスとはどのようなものか
優良なクライアントはウェブ制作会社に何を求めているか
優良なクライアントに恵まれるために制作者は何をすべきか

講師:SEO 検索エンジン最適化 住 太陽さん

最適化する?何を?

SEO=検索エンジン最適化というと、当然ながら最適化する対象はSEO検索エンジンと考えてしまうけれど、実際には検索エンジンからの導線を最適化する、という考え方に変える必要がある。これは、随分前からある「内部施策」は当然のものとして多様化、重要化する「外部施策」についてもう一度考え直す必要があると感じました。

また、SEO対策として行うことはあくまで成果を求められるはずですが、成果=コンバージョンそれだけではないということで、住さんの言葉で印象に残ったのは「SEOとはコンテンツをつくること。いろんなものを作っていくと、まるで店舗が繁華街に近づくようになる」というものでした。

サイトは見てもらって、使ってもらって、商売になって利益を生むということを考えると、作ったばかりのサイト(もしくは効果的に運営できていないサイト)が町外れにあり、SEO=コンテンツを積み上げることで「店舗が繁華街に近づくようになる」というのはなるほど言い得て妙と感じます。

検索意図のほとんどは調べもの

検索意図の八割〜九割は調べものなのだそうです。そうすると、コンテンツ作りで必要なのは「探している物に合致した情報を追加すること。その精度を高く維持すること。」となります。しかし、それがなかなか難しい。
調べものをしにくる検索者へのポイントは以下の2点。
「突出した魅力を持ったコンテンツを加えること」
「告知経路を開発して、追加するコンテンツの拡散しやすさを向上させること」
他に無い尖ったコンテンツを持つこと、それを伝えるチャンネルを持つことということになるでしょうか。いずれも前段の「見てもらって、使ってもらって、商売になって利益を生む」につながることがわかります。

やるべきこととこれから

実はこの点については、住さんのお話は以前から変わりません。
情報発信で役立つ、つまり、潜在客が求めているものを提供する能力があることをwebを活用して客観的に示すということです。
そして、SEOを自分のために実施し、運用スキルとクライアントからの尊敬を勝ち取ることが必要ということもお話されました。

しかし現実問題として我が身を振り返ったとき、果たしてそれができているのかというのが、今日までこのブログを書ききれなかった理由でもあります。住さんのお話は以前から変わりません、と書けるということは以前から知っているということ。でも、それができていないのであればなんのために聞いていたのかと考えてしまいます。
これは、多いに反省しなければならないことです。
そして、反省しているだけでは前に進めません。今回のセミナー内容について何度も繰り返し咀嚼し、クライアントサイトをよりよくしていくことを目標として反省を力に変えなければいけません。

住さん、ありがとうございました。


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