本気で遊べるキーチェーンゲーム マメゲームシリーズのこと

以前「キーチェーンから筐体型まで いろんなin1ゲーム機のこと」でも書きましたが、この2018年をして、キーチェーンゲームというのはどこかしらに需要があるものだなぁと思い知らされました。こと固定セグメント式のものに関して言えば、結局のところ多少筐体の見栄えを変えているだけのものがほとんど(まぁそこがまた憎めないわけですが)。

ですが、90年代当時、in1機とは真逆のコンセプトでいろいろな単タイトルのキーチェーンゲームがありました。キャラもの、アイデアが光るものなど様々ありましたが、なかでもアーケードゲームファンとしてのハートをぐっと掴まれたのがバンダイの「マメゲーム」です。


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ワンダースワンとGUNPEY、へのへののこと

「バーチャルボーイ」をきっかけに「テンビリオン」「ゲーム&ウオッチ ドンキーコング」と横井軍平さんの足跡をたどったここ数回のtee-suzuki.comですが、ここで一旦〆たいと思います。
最後に取り上げるのは「ワンダースワン」と「グンペイ」です。
横井イズムを体現するような存在となった「枯れた技術の水平思考」の塊である2つのプロダクトを振り返ってみましょう。

ワンダースワンとバンダイ、コト


ワンダースワン、ワンダースワンカラー、スワンクリスタル

デザイン性の高さも魅力でした

ワンダースワンというハードは、一般にバンダイのものとして語られる事が多いかと思いますが、その源流は1996年11月、横井さんとバンダイ石上さんの話の中で生まれたとのことです。これが翌1997年1月に「スワン・プロジェクト」として立ち上がりました。任天堂退社後に横井さんが興した会社「コト」とバンダイによるプロジェクトです。


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