2014年、SEOについて知ったアレコレのこと

流れの速いWebの世界の中でも、ひときわいろんな情報が行き交い変わっていく印象のあるSEO関連。
もうすぐ2014年も終わりですが、気になったトピックをまとめてみました。


パンダアップデートのパンダさん


先日、社内勉強会のためにパンダアップデートとペンギンアップデートについて調べていたわけですが、そこで知ったお話。
担当者のビスワナス・パンダさんの名前にかかっていたとは……。


Google検索結果からオーサーの表示がなくなる

2014年6月、Google検索結果からオーサー(執筆者)の表示が無くなりました。
Googleのジョン・ミューラーさんのGoogle+投稿によると、オーサーの写真はモバイルの限られたスクリーンと回線容量では、あまりうまくいかなかったことが理由だったとのこと。
一時はGoogle+のプロフィールをしっかり作ってオーサーの情報とする、という流れもありましたが、Google+自体の実名ルールも同年7月に撤廃され、Googleが実名であること自体を重要視しない方向に舵を切ったのかなぁとも思います。
良質なコンテンツの条件の一つとして、そのトピックのオーソリティが手がけているか、というのがあるようですが、それは実名であることとはイコールではないのかもしれませんね。


ページランク更新、終わる

ひと昔前には、良質なサイトの指標のひとつだったページランク。このページランクという評価は2013年12月を最後に更新が止まり、今後の更新予定が無いという情報には驚きました。
Matt Cuttsさんは理由として利用者が減少していることを挙げているそうですが、そもそも一般の閲覧者からしたら、あまりページランクを意識するシーンは無かったように思います。
それにしても、パンダさんのパンダアップデートといい、ラリー・ペイジさんのページランクといい、Googleのストレートなネーミングセンスはなかなかにグッときます。


モバイル版Google検索結果に「スマホ対応」ラベル表示を開始

2014年11月、モバイル版Google検索結果に「スマホ対応」ラベルが表示されるようになりました。
モバイルフレンドリーテストやWebマスターツールでのモバイルユーザビリティレポートによる問題の発見・解決への糸口を提供してきたGoogleですが、ここにきてハッキリとスマホ対応済みサイトを表示してきたわけですが、今後より比重を増すと思われるスマートフォンユーザーにとってよりよいユーザー体験を提供するためというわかりやすい方針が伝わってきます。



さて、いろいろな情報が飛び交うこの世界ですが、よいコンテンツの基本は見る人の役に立つコンテンツであることは間違いありません。
情報をうまく取り入れつつ、これからもより良いコンテンツについて考えていきたいと思います。
それではまた。


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