ゲームボーイミクロのバッテリーパック(充電池)交換のこと

ゲームボーイミクロ背面

背面から見て右側にバッテリーが収まっています

さて任天堂オンライン販売で買おうと思っていたバッテリーは結局売っておらず、Amazonで社外品を購入という流れに至ったわけですが、今回はごくごく簡単なゲームボーイミクロのバッテリーパック(充電池)交換についてのメモです。
そうは言っても所詮は電池交換ですので、拍子抜けするほど簡単です。一点を除いて。


充電池までのアクセスはプラスネジ1つだけ


充電池までのアクセスは、本体正面から見て左側面にプラスネジがありますので、ここを外せばOKです。想像してはいましたが、なんという小ささ……。一昔前の携帯電話のバッテリーパックでもここまで小さくなかったでしょう。というか、そもそもゲームボーイミクロ自体がほとんど最小レベルの液晶ディスプレイ付き携帯機器だと思いますので、さもありなんと言うか。


側面画像

側面のプラスネジを外します

カバー外し後

カバーが外れました

500円玉とのサイズ比較

ち、小さい!


最大の難関


充電池から短くのびているケーブルですが、これを取り外すのが最大の難関でした。
赤黒二本のケーブルは、本体に接続するためのプラスチックプラグに繋がっています。この本体とプラグの引きはがし、最初はケーブル側から軽く引いてやれば取れるかなとたかをくくっていたのですが、うーん、しっかり繋がっています。傷付きの可能性を考えると不本意ですが、致し方なくマイナスドライバーで力をかけてやることにしました。

うまく力のかかるポイントを探りながら、グッとひねって無事プラグが外れました。おそらく入る方向にしか入らないと思いますが、本体上側に黒いケーブルが来る方向で接続されています。覚えておきましょう。


プラグ外し作業

本体傷が気になる場合は当て布などで保護しましょう

プラグ外し完了

ここまで外れたら一安心


充電池の入れ替え


新バッテリーに交換

微妙に大きいような……

今回購入した充電池は、純正品より微妙に大きくケーブルも長めのため、筐体内でしっくりくる置き場を探しつつプラスチックプラグを本体に接続。スペースが足りずうまく接続できない場合は、プラグを外す時に使ったマイナスドライバーで根元まで押し込んで接続完了です。
プラスチックプラグとケーブルの皮膜のかぶり具合にによっては、マイナスドライバーが接触することでショートの可能性があります。十分に気をつけて作業してください。そもそも通電してしまうもので押し込むのがいかがなものかという話ですが。

最後に、最初と逆の工程でカバーをプラスネジでしめて作業完了です。


延命手術、無事完了!


通電確認完了

まだまだ遊べる現役機です!

新しい充電池を充電後、通電チェック。問題ありませんね。
実は今回購入した充電池、純正の460mAhに対して600mAhの表記があります。微妙なサイズアップは伊達ではありません。ただでさえ電池の持ちがよいゲームボーイミクロが、さらなる稼働時間を手に入れた! かもしれませんね。しばらくはこちらのバッテリーで遊んでみたいと思います。



〜本エントリーの注意点〜


このエントリーは非純正品バッテリーへの交換を推奨するものではありません。任天堂純正部品以外への交換は故障、事故などの原因となる危険を伴う場合があります。交換作業にあたっては十分な注意の上、作業者自身の責任で行ってください。

2014年8月26日追記

バッテリー交換の前にまず本体が欲しい、という方は「中古のゲームボーイミクロを買う時にチェックしておきたいこと」も参考にしてみてくださいね。


2015年3月31日追記

ゲームボーイミクロのバッテリーをいかに長持ちさせるか、ということについて考えてみました。「ゲームボーイミクロ保管時のバッテリー管理のこと」も参考にしてみてくださいね。



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