自宅がゲーセンに!? FLクレイジークライミングのこと

FLクレイジークライミング 全景

クレイジークライマーがご自宅で!! という感動的な逸品でした

「令和初のハード」としてメガドライブミニが発売されて、当時楽しんでいたプレイヤーを中心に盛り上がっています。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータをきっかけに、にわかに「ほにゃららミニ」がリリースされたわけですが、その魅力のひとつがその筐体デザインであることは皆さんも認めるところかと思います。
なかでもネオジオミニは、MVS筐体を大胆にリミックスして、新しくも懐かしい感覚を呼び覚ましました。このネオジオミニを見たときのゲーセン感覚といいましょうか、この感情というのは実は過去に味わったぞ……という気がしていたのです。

あれはファミコン登場前夜、電子ゲーム時代。1ハード1タイトルのゲームが当たり前だった時代。1ハード1タイトルということは、ハードそのものがそのゲームのために作られているわけでして。あの頃のゲーム機には、そんな「ビデオゲームを自宅に持ち込む」という初めての感覚をもらったと思っています。
今回はそんな電子ゲームの中から、バンダイの「FL クレイジークライミング」のことを少しだけ。


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ちいさくてかわいい! TINY ARCADEとRETRO ARCADEのこと

2018年のtee-suzuki.comは、どういうわけかin1機のことからキーチェーンゲームのことなどにもお話が広がりましたが、2019年は国内で発売される小さなゲーム機の話題が飛び込んできました。
国外ではすでにリリースされているTINY ARCADEとRETRO ARCADEです。

噂には聞いていましたが、実際に手にしてみると想像を超えるインパクトがあるマシンでした。
今回は、ガツンときたTINY ARCADE、RETRO ARCADEについてのファーストインプレッションを書き残してみたいと思います。



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本気で遊べるキーチェーンゲーム マメゲームシリーズのこと

以前「キーチェーンから筐体型まで いろんなin1ゲーム機のこと」でも書きましたが、この2018年をして、キーチェーンゲームというのはどこかしらに需要があるものだなぁと思い知らされました。こと固定セグメント式のものに関して言えば、結局のところ多少筐体の見栄えを変えているだけのものがほとんど(まぁそこがまた憎めないわけですが)。

ですが、90年代当時、in1機とは真逆のコンセプトでいろいろな単タイトルのキーチェーンゲームがありました。キャラもの、アイデアが光るものなど様々ありましたが、なかでもアーケードゲームファンとしてのハートをぐっと掴まれたのがバンダイの「マメゲーム」です。


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アイデアの宝庫 ゲーム&ウオッチ「ドンキーコング」のこと

ゲーム&ウオッチ「ドンキーコング」

ゲーム&ウオッチ「ドンキーコング」

先日来の「バーチャルボーイ」「テンビリオン」に引き続き、横井軍平さんを偲ぶシリーズ。今回は1982年登場のゲーム&ウオッチ マルチスクリーン「ドンキーコング」について少しだけ。この大ヒット作品、当時を知る方であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
横井さんが亡くなった1997年10月4日から20年。今も息づく数々のアイデア、そしてゲームの原点と進化を振り返ってみたいと思います。


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遊ぶ? それとも飾る? テンビリオンのこと

テンビリオン 全景

今見てもカッコイイ「テンビリオン」

先日は20世紀のバーチャルリアリティ「バーチャルボーイ」にスポットを当てましたが、そこでは横井軍平さんの遊びに対する感性が光るなぁとあらためて感じた次第です。
というわけで今回は、1997年に逝去された横井さんを偲び、関わりのある品を少しだけご紹介したいと思います。
今回は、1980年に任天堂から発売された立体パズル「テンビリオン」のこと。


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