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LEDがついたよ! プレステリサイクル時計のその後のこと

プレステリサイクル時計をアップグレード!


プレステ時計のLED点灯状態

光った〜!

2015年のゴールデンウィーク工作として制作した「初代プレイステーションのリサイクル時計」ですが、作業開始直前に、文字盤が光るように加工をされた方が登場、という記事をそうさめもさんで拝見し「うーん、かっこいい!」と唸ると同時に「自分では難しいだろうなぁ」と考えていました。
そんなこんなで3ヶ月と少しが過ぎた8月。夏休みの自由研究とばかりに私もトライしてみました。


まずは今回の工作のきっかけになったじぇにはらさんの作品と、そうさめもさんの紹介記事を振り返ってみましょう。



う〜ん、やはりかっこいい……。というわけで、自分でプレステ時計を作った時にも、いつかは光らせたい! と憧れの眼差しで見ていたものです。


なぜ難しいと思ったか


もともと工作の技術は学生時代に少しはんだごてを握ったことがある程度なので、高度な作業になってくるとお手上げです。
少ない知識と想像で、ゴールデンウィーク当時に考えていたのは以下のようなものでした。

  • プレステ本体のディスク受け部をほぼ全部切り取り
  • 文字盤に沿って円周上にLEDを設置
  • LEDと電源の配線
  • 電源ボタン部分にスイッチを設置
  • 電池で稼働する(=電池ボックスの設置)

これは私には結構な難度で、なんとかなりそうなのは本体の切り取りくらいのものです。
LEDはどうしようかと、ホームセンターに買い物に行った時には車の内装に使うLEDなどを見たりもしましたが、今の自分では難しそうでした。電池ボックスやプレステ本体のスイッチと連動させることも、いちから考えないといけません。


すでにある物を使ってなんとかできる?


ダイソー LEDデスクライト

ダイソーさんのLEDデスクライト

そんなこんなで途方に暮れていたところ、ふらりと寄ったダイソーさんで気になる物が。
LEDデスクライトです。最近ではベッドサイドに置くローソクを模したものや、USB給電でノートパソコンにつないで使う物など様々な種類の物が売られています。
そしてこの商品ですが……。

  • 電池駆動(単三電池3本使用)
  • 押しボタン式スイッチを採用
  • 電池ボックスからケーブルが伸びてLED部が存在
  • 電池ボックス&スイッチがそれなりにコンパクト
  • LEDを5つ装備した強力発光

あれ? これはもしかしたら、もしかしませんかね……。
しっかりとした工作技能をお持ちの方から見れば「なんという適当な!」と言われてしまいそうなアイデアを元に、このLEDデスクライトを使った工作を考えてみました。


準備する物


材料

  • 作成済みのプレステリサイクル時計
  • LEDデスクライト

工具

  • プラスドライバー
  • Pカッター
  • ニッパー
  • ヤスリ(お好みで)
  • グルーガン
  • はんだごて&はんだ
  • 絶縁用ビニールテープ

今回の工程

  1. 本体ディスク受け部の切り取り
  2. LEDデスクライトの分解
  3. 本体スイッチ部の位置決め
  4. 電池ボックスの固定
  5. アルミホイルの設置
  6. LED接続・動作テスト
  7. 組戻し・完成

1. 本体ディスク受け部の切り取り


これは前回の作業の工程5.「筐体加工」の延長です。
前回は時計のムーブメント部分が収まるように本体ディスク受け部の切り取りをしましたが、今回は文字盤円周に光を届けるために本体ディスク受け部全体を切り取ります。
正直、今回の工程で一番面倒だったのがこちら。ただひたすらにPカッターで切り取るという作業です。おそらくは、電動工具にプラ用の刃を取り付けて作業するのが効率がよいのではないかと思いますが、取り急ぎある物でなんとかするということでPカッター、そして作業の手抜きにニッパーを使用しました(ところどころニッパーで切り取りをしています)。
書き忘れていましたが、この時点で基盤も取り外しています。今回は外観を保持するため、コントローラコネクタと電源コネクタは残しています。


2. LEDデスクライトの分解


今回の主役、LEDデスクライトの分解です。この品の場合、大きく「基部」「蛇腹のパイプ」「LED部」の3つのパーツでできています。
まずはスイッチと電池ボックスを兼ねる基部を、裏面のネジを取り外して分解します。この基部から蛇腹のパイプを通してLED部まで線が伸びています。パイプに入る手前でニッパーでカットします。

続いて、LED部とパイプの付け根を、線を切らないように気をつけながらカットします。この部分が切り離しできれば、先ほど基部で切った線の先が伸びているLED部だけのパーツになります。


LEDデスクライトの基部(分解済み)

基部からパイプに入るまでのところで線を切断。赤い線の根元の白いボタンがスイッチです。

処理が終わった基部とLED部

処理が終わった基部とLED部


3. 本体スイッチ部の位置決め


続いて、本体スイッチ部の位置決めです。プレステの電源ボタンは、筐体側は単純にボタンの先にある棒状のパーツが押し込まれるタイプのもので、スイッチは基盤側にあります。
今回はあまり難しいことは考えずに、LEDデスクライトのスイッチをプレステ側の電源スイッチの下に配置するという方針で進めます。

結果、プレステ表面パーツの電源ボタン部分にこの基部を設置するには、電池ボックス以外の部分をほぼ切り取る必要があることがわかりました。ここでもPカッター、ニッパーで切り取っていきます。
収まるようになったら、テープで仮止めして、この位置でスイッチのON/OFFができるか確かめます。


筐体表面からの写真

筐体表面から

LED部を筐体に仮置き

LED部は中心に仮置きしてみます


4. 電池ボックスの固定


筐体裏面からの写真

筐体裏面から

電池ボックス・スイッチの位置が決まったら、固定をします。
今回の考えでは、テープで仮止めした良い位置をキープしつつ、電池にアクセスするために筐体底側ではなく上部側パーツに固定したいと思いました。しかし、筐体上部側パーツにも固定できそうな場所はほとんどありません。
そこで今回は「速乾性」「強い接着力」のため、グルーガンにてわずかな接触面に固定することとしました。グルーガンは100円ショップの手芸コーナーなどでも取り扱っている道具で、グルースティックと呼ばれる固形の接着剤を高温で熱しながら液状にして押し出すものです。

写真ではやや見づらいですが、電池ボックス右上の筐体枠、同右下のネジ受け部、同上辺中央のリセットボタンの計3ヶ所をグルーガンで固定しています(写真ではテープがしっちゃかめっちゃかになってしまっているのはご愛嬌)。
現状この状態で固定はできていますが、強度に不安が出るようであれば、別途ステーなどを追加して補強したほうが良いかもしれません。


5. アルミホイルの設置


今回は「筐体内の文字盤円周にLEDを配置」ではなく「1つのLEDを中央に配置」という構想です。そうすると、どうしても文字盤の下には光が届きにくいのではないかと思います。そこで、あくまで気休めですが、ディスクカバーと筐体内部にアルミホイルを設置して、少しでも光が届けられないかと考えました。
両面テープでアルミホイルを貼り付けます。なお、筐体底側の中央部は、LED部の取り付けのためアルミホイルを少し切り取っておきます。



6. LED接続・動作テスト


2. の工程でLED部と基部間でカットした線を、はんだで再度接続します。接続部分はビニールテープで絶縁します。
再接続ができたら、実際にスイッチをON/OFFさせて光るかどうかテストしてみましょう。

無事点灯したら、LED部を筐体底側に両面テープで貼り付けします。
最初は筐体とLED部を磁石でくっつけることも考えたのですが、LED部が軽量のため、両面テープでも問題ないのではないかという判断です。


LED点灯前

さぁ光るかな?

LED点灯後

まぶしい!


7. 組戻し・完成


点灯が確認できたら組戻して完成です!
今回はじぇにはらさんのように針の蓄光処理はまだ行っていませんが、これもなんとかしたいところです。また、コントローラ、電源の各コネクタ部は生かしていますが、ビデオ出力部分が開口したままですので、これはプラ板などでふさぐべきでしょう。
そんないくつかの課題は残っていますが、今は無事LEDが内蔵できたことを素直に喜びたいと思います!


作業完了後、点灯状態

というわけで完成!

筐体上部の開口部

ここはきれいにふさぎたいですね

と、いうわけでちょっとした思いつきで始めたLEDの組み込みも無事完成。自分でも考え方や作業にやや雑な点があり、もっとよい方法もあるのではないかと思うものの、自分で作業したものなので愛着もわいています。
これからも少しずついろんなことを試していって、またなにか楽しく工作ができればいいな、と思います。
じぇにはらさん、そうさめもさん、ありがとうございました!
それではまた。


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