日本ゲーム博物館のこと(後編)

ゲームセンターとは切っても切れない「ピンボール」

古き良き時代のゲームセンターと言えば、やはり切っても切れない存在として「ピンボール」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
規模や台数の差はあれど、今の時代で言えばいわゆるプリクラのようなもの(言い過ぎ?)。
私、下手の横好きピンボーラーとして、日本ゲーム博物館のもう一つの顔であるピンボールにも期待しておりました。しかしまぁなんというか、期待を大きく越えるスケールにびっくり。
日本ゲーム博物館は入って右手がピンボールエリアなんですが、こちらにはピンボールがぎっしり! いずれも普段は電源が落としてあって、プレイするときに自分で電源を入れるというスタイルになっています。


ピンボール天国

そう、ここがピンボール天国です


名作に心躍る!


個人的なお目当ては、当時のホームグラウンドで遊びに遊んだ「Bram Stoker's Dracula」だったんですが、リストにはあれども整備中なのか姿は見えず。パッと見渡して「White Water」に目を付けます。これもDraculaと同時期に稼働していた、当時人気の台でした。全体的にプレイスピードが速く難易度も高いのですが、左端レーンの急流を模したうねりをボールが駆け抜けるのが快感! ということで個人的に好きな台の一つです。


White Water

White Water

White Water フリッパー部

盤面もにぎやかで楽しい!


なんといってもフリープレイですので、ピンボール勘を取り戻すのにもじっくり遊ぶにも大変助かる環境でした。正直入館時間の結構な割合をピンボールで過ごしてしまったくらいです。
レトロゲームエリアにも6台ほどピンボールが出ていまして、オーナーさんのご趣味なのか「STAR WARS」が新旧ならんでおりました。私は旧作は縁あってそれなりに遊んでいたので、こちらを懐かしくプレイ。もちろん新作もたっぷり遊ばせていただきました。


STAR WARS Episode 1 は、ガラスに画面を映り込ませる幻想的な仕組みがイイネ!

STAR WARS(データイースト版) ギミックの遊び心はこちらの方が上かな?

STAR WARS(データイースト版) 盤面

いずれ劣らぬかなりのビンテージものたちが!


みなさんもぜひ!


と、いうわけで前後編と2回にわたって書き連ねてきました「日本ゲーム博物館のこと」いかがでしたでしょうか。ハッキリ言って、行ってよかったです! あの頃の懐かしい気持ちがよみがえって、3時間の入館時間がアッという間に過ぎてしまいました。
ぜひみなさんにも足を運んでいただきたい、そんな日本ゲーム博物館でした!


余談


今回は愛知県犬山市の日本ゲーム博物館についてのお話でしたが、同じく愛知県は西尾市の「天野スポーツのゲームコーナー」こと「天野ゲーム博物館」も懐かしいゲームが遊べる楽しいスポットです。……が、随分ご無沙汰していますので今は一体どうなっていることでしょう。こちらのこともいつか書けたらと思います。

2016年2月29日追記

日本ゲーム博物館さんは、2016年1月より施設改善のため休業中とのことです。また遊びに行ける日を楽しみにしています!


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